音や空気環境など、
快適のための条件は多岐に。
床には床面と床スラブとの間に緩衝空間を設けた二重構造を採用。空気層を挟んでクッションゴム付きの支持脚で床材を支える構造に加えて、床スラブのコンクリート厚は約200mmを確保しました。
外壁の室内側はコンクリート(RC)に、断熱材を施し、室内環境を保つため下地材と空気層を設け、プラスターボードにビニールクロスを施しています。 ※一部除く
●タイル
粘土を主原料とし焼成した素材です。水分を吸収しにくいので、耐候性、耐久性、耐火性に富んでいます。妻側の外壁のコンクリート厚(RC)は、約150mmを確保しました。
●装飾仕上塗装
コンクリートの仕上げに、樹脂系等の素材を吹き付ける方法です。
集合住宅の住戸と住戸の間を区切っている壁を戸境壁といいます。耐火性能、遮音性能の基準が法令により定められていて、特に防火、遮音性能が強く要求されます。各住戸の戸境壁のコンクリート厚を約180mm確保。隣戸の生活音の伝わりを軽減し、プライバシーや遮音性に配慮しています。
夏は日射熱の流入を防いで冷房効率を高め、冬は暖房輻射熱の流出を防いで暖房効率を高めることができます。冬場の不快な結露も大幅に低減し、一年を通じて快適な空間を実現します。
リビングダイニングとバルコニーの間の掃き出し窓には、陽光をたっぷりと取り込み、眺望もより広がるよう高さ約2,170mmのハイサッシを採用しました。
※一部住戸除く
柱や梁などのフレームを室外に出す設計のことです。従来、室内側に柱型や梁型が出っ張るため、家具の配置に制約が出たり、無駄な空間が生じたりしました。アウトフレーム設計では室内側がすっきり、デッドスペースなどが発生しないので空間を有効に使えます。
※一部住戸除く
効率はもちろん遮音性やメンテナンス性にも
配慮した給水方式を採用。
先分岐工法は、信頼性に優れ、継ぎ目の加工技術やトラブルによる漏水の防止に有効です。
トイレやキッチン、浴室などから出る汚水・雑排水は、住戸内のパイプスペース内を縦に通っている共用排水管に接続し排水されます。この共用排水管の点検が容易に行なえるように、住戸内には点検口を設けています。
※一部住戸除く
快適で健康的な暮らしのための
ホルムアルデヒド対策。
平成15年7月より、シックハウス対策のため、建築基準法が改正されました。この改正は、シックハウスの原因となる化学物質の室内濃度を下げるために、建築物に使用する建材や換気設備を規制するものです。
一般的にシックハウスとは、住宅の新築またはリフォーム時に使用する建材などから放出する揮発性化学物質(ホルムアルデヒド、トルエンなど)が、人体に触れたり吸引されることにより、頭痛や目・鼻・喉の痛み、吐き気などの健康障害を引き起こすことを言います。
ホルムアルデヒドは、接着剤に含まれる化学物質で、常温では無色の気体です。これを水に溶かしたものがホルマリンで、小・中学校の理科の実験室で、生物標本の保存液として使われているように防腐剤として利用されています。これを含んだ接着剤は、防腐性能があり、コスト的にもリーズナブルなことから普及し、住宅でも使われていました。しかし、このホルムアルデヒドが空気中に揮発したものを大量に吸引したりすると、皮膚や粘膜を刺激するといわれ、問題になっています。
クロス材や接着剤にはホルムアルデヒドの揮発を極小に抑える最高レベル建材「F☆☆☆☆(フォースター)」を採用しました。
特定木質建材(パーティクルボード、木質繊維板、合板、複合フローリング、集成材又は単板積層材)
内装材・下地材には日本工業規格JISの最高規格である「F☆☆☆☆」低ホルムのパーティクルボード・木質繊維板を使用しています。
内装材・下地材には日本農林規格JASの最高規格である「F☆☆☆☆」低ホルムの合板を使用しています。
※上記放散量は、JIS・JAS 規格による内装材の数値で、実際の室内値として保証するものではありません。
省エネ基準適合住宅、
環境にも家計にもやさしい住まいを。
自然と消費エネルギーを抑えられる仕組みが導入された住まいのことです。具体的には、冬に熱を逃がさず、夏に外部から熱を侵入させない「外皮性能」、照明・給湯・家電などによる「一次エネルギー消費」の2つの側面で評価されます。これらの性能は、一年を通して快適な住環境を保つのに役立つため、省エネ性だけでなく、居住者の健康にもつながる点がメリットです。
部屋や廊下など室内の温度差も少なく、ヒートショックの心配や朝起きたときに寒さへのストレスを軽減します。また、リモートワークが増えている昨今、家にいる時間が多くなると、省エネ住宅では家計の負担を軽減する期待が望めます。
必須4項目の性能項目について、設計段階(設計住宅性能評価書)と建設工事・完成段階(建設住宅性能評価書)の2段階でチェック。第三者機関によるチェックになりますのでご安心いただけます。
1子供の人数等に応じて金利を引下げ
2金利引下げ幅を最大年▲1.0%に拡充