安心して暮らせるように。
構造もセキュリティも防災もこだわりました。
万一に備え、建物の基礎構造をより強固に。
当社の他物件は約30m〜60mのコンクリート杭が必要ですが、「ヨコハマ シンミライ プロジェクト」は強固な地盤のため、杭の長さは約10.75m〜約14.75mで支持層に届いています。
堅固な基礎構造は、マンションの資産価値を守る基本。「ヨコハマ シンミライ プロジェクト」では、事前に綿密な地質調査を行い、堅実な基礎工事に取り組んでいます。※杭の長さはそれぞれ異なります。
※掲載のイラストは建物構造体概念図であり実際とは異なります。
おおむね75〜90年間、大規模な改修工事を必要とするまでの期間を伸長する為の対策が講じられています。
本設計では、一般的なコンクリートよりも強度を強め、設計基準強度Fc=30N/㎟としました。これは1㎡当たり約3,000トンもの重量を支えられることを示しています。※1.杭・付属施設・捨てコンクリート・土間コンクリート・外構擁壁等を除く※「建築工事標準仕様書・同解説JASS5鉄筋コンクリート工事2015(日本建築学会編)」の考え方を引用※計画供用期間:建物を継続して使用した時に、構造体の大規模補修が必要となるであろうと予想されるおおよその期間。※コンクリートの構造設計の際に基準とするコンクリートの圧縮強度、材齢は28日を標準としています。
水セメント比はコンクリートを作る時の主要な材料である水とセメントの割合です。水の量が少ないほど強度が高くなり耐久性はアップします。当マンションでは、水セメント比を基礎を含む上部躯体部分は50%以下としました。※一部除く
硬化したコンクリートが、外力に対してどのような強さを持つかを見る目安が強度です。当マンションでは、コンクリート技士による管理のもと、配合されたコンクリートの一部を現場でサンプルとして採取し、圧縮強度試験を行っています。 ※1㎡あたり約3,000tの圧力
圧縮に対する強度が非常に大きく、主に建築物の荷重を支える構造材として多用されています。より強度・耐久性・作業性をもたせるために、混合方法(配合・養生・製造方法)を選んで使用しています。
チェック項目はコンクリートの硬さ、空気量、塩分含有量、温度など、打込み日、打込み工区かつ150㎥ごとの検査をクリアしたコンクリートがポンプ車により送られ、型枠に流し込まれます。 ※捨てコンクリート等を除く
中性化を防ぐ対策は鉄筋を包むコンクリートの厚さ(かぶり)の確保。そこで、当マンションでは、かぶり厚を土に接しない部分は約30mm〜約50mm、土に接する部分は約50mm〜約70mm確保し、耐久性を保っています。
スランプとは凝固前の生コンクリートの流動性(やわらかさ)を示す値で、値が大きくなるほど流動性の高い生コンクリートだといえます。当マンションでは、コンクリートスランプ試験を行い、流動性が適切かチェックをしています。
鉄筋コンクリート構造とは、鉄筋とコンクリートを用いた建築の工法で、RC構造またはRC造といわれています。鉄筋の座屈や撓み(たわみ)等により曲がりが生じてしまう性質とコンクリートの曲げや引張強度に弱い性質を相互補完する理想的な組み合わせです。
工事段階でも厳しいチェックを行っています。まずは定期的に担当者にて現場で工程内チェックを行い、品質管理を随時行っています。
耐力に余裕を持たせ、より粘り強くなるように、鉄筋を一列に配置するシングル配筋にかわり、粘り強さを発揮するダブル配筋を採用しています。 ※一部除く
帯筋の継ぎ目は1本ずつ工場で溶接加工された閉鎖形になっているフープ筋を柱に使用。コンクリートを拘束する能力が高く大地震における粘り強さに優れています。 ※一部除く
鉄筋コンクリートに用いる鉄筋に、日本工業規格(JIS)に適合した鉄筋を使用しています。また、壁や床、フープ、スターラップには、強度を保つために、径約9mm以上の物を使用しています。
第三者機関による評価で
確かな品質を証明。
「地震などに対する強さ」「火災に対する安全性」「省エネルギー対策」など6分野の性能項目について、設計段階(設計住宅性能評価書)と建設工事・完成段階(建設住宅性能評価書)の2段階でチェック。第三者機関によるチェックになりますのでご安心いただけます。
新築住宅を供給する事業者は瑕疵に対して10年間の瑕疵担保責任を負い、確実な責任履行のための資力確保措置として保険加入または供託が義務付けられています。事業者が加入するのは国土交通大臣が指定する安心の第三者機関「住宅瑕疵担保責任保険法人」の保険。万が一、事業者から瑕疵の補修を受けられない場合は保険法人から直接保険金が支払われ、トラブルの際には専門の紛争処理機関が利用できます。
横浜市建築物環境配慮制度に基づく評価システム「CASBEE横浜」の評価を受けています。これは、建築物の省エネや省資源・リサイクル性能などの環境負荷削減と室内の快適性や景観への配慮などの環境品質・性能の向上などを総合的に評価するシステムです。
【フラット35】Sとは、【フラット35】をお申込みのお客さまが、省エネルギー性、耐震性など質の高い住宅を取得される場合に、借入金利を一定期間引き下げる制度です。 詳細は、住宅金融支援機構ホームページをご確認ください。
音や空気環境など、
快適のための条件は多岐に。
各住戸の開口部のサッシには、2枚のガラスの間に空気層を設けた複層ガラスを採用。1枚ガラスに比べ、断熱性が高まります。
集合住宅の住戸と住戸の間を区切っている壁を戸境壁といいます。耐火性能、遮音性能の基準が法令により定められていて、特に防火、遮音性能が強く要求されます。各住戸の戸境壁のコンクリート厚を約200mm確保。隣戸の生活音の伝わりを軽減し、プライバシーや遮音性に配慮しています。
コロナ対応として換気は大切な要素です。玄関窓にセキュリティを確保しながら通風ができる窓を設置。換気箇所が増え換気性能が高まることで、コロナ対応に配慮しました。
床スラブのコンクリート厚は約200㎜以上を確保(最下階を除く)。床材は「ΔLL(Ⅰ)-4」(メーカー表示)の床衝撃音低減性能を備え、天井も二重構造にするなど下階への生活音の伝わりを軽減しています。 ※ΔLL(Ⅰ)-4は床材単体の性能であって、実際の建物ではこの性能が得られない場合があります。上下遮音性能の評価基準「日本騒音制御工学会 研究部会 床衝撃音分科会」に基づき作成
タイルは粘土を主原料とし焼成した素材です。水分を吸収しにくいので、耐候性、耐久性、耐火性に富んでいます。汚れがつきにくく、メンテナンスが容易なのが魅力となります。当マンションでは、適材適所に併用しています。妻側の外壁のコンクリート厚(RC)は、約150mmを確保しました。仕上げ材は吹付けタイルまたはタイル等とし、コンクリートの中性化を抑制、鉄筋を錆びにくくしています。吹付けタイルはコンクリートの仕上げに、樹脂系等の素材を吹き付ける方法です。
外壁の室内側はALCまたはコンクリート(RC)に、断熱材を施し、室内環境を保つため下地材と空気層を設け、プラスターボードにビニールクロスを施しています。
柱や梁などのフレームを室外に出す設計のことです。従来、室内側に柱型や梁型が出っ張るため、家具の配置に制約が出たり、無駄な空間が生じたりしました。アウトフレーム設計では室内側がすっきり、デッドスペースなどが発生しないので空間を有効に使えます。 ※一部住戸除く
キッチン、浴室、トイレなどで流した排水音を抑制するため排水竪管(塩化ビニル管)に遮音シートを施工しています。
効率はもちろん遮音性やメンテナンス性にも
配慮した給水方式を採用。
先分岐工法は、信頼性に優れ、継ぎ目の加工技術やトラブルによる漏水の防止に有効です。
トイレやキッチン、浴室などから出る汚水・雑排水は、パイプスペース内を縦に通っている共用排水管を通り排水されます。この共用排水管の点検が容易に行なえるように、住戸内には点検口を設けています。 ※一部住戸除く
快適で健康的な暮らしのための
ホルムアルデヒド対策
特定木質建材(パーティクルボード、木質繊維板、合板、複合フローリング、集成材又は単板積層材)
内装材・下地材には日本工業規格JISの最高規格である「F☆☆☆☆」低ホルムのパーティクルボード・木質繊維板を使用しています。 ※上記放散量は、JIS・JAS 規格による内装材の数値で、実際の室内値として保証するものではありません。
内装材・下地材には日本農林規格JASの最高規格である「F☆☆☆☆」低ホルムの合板を使用しています。 ※上記放散量は、JIS・JAS 規格による内装材の数値で、実際の室内値として保証するものではありません。
「平成15年7月より、シックハウス対策のため、建築基準法が改正されました。この改正は、シックハウスの原因となる化学物質の室内濃度を下げるために、建築物に使用する建材や換気設備を規制するものです。
一般的にシックハウスとは、住宅の新築またはリフォーム時に使用する建材などから放出する揮発性化学物質(ホルムアルデヒド、トルエンなど)が、人体に触れたり吸引されることにより、頭痛や目・鼻・喉の痛み、吐き気などの健康障害を引き起こすことを言います。
ホルムアルデヒドは、接着剤に含まれる化学物質で、常温では無色の気体です。これを水に溶かしたものがホルマリンで、小・中学校の理科の実験室で、生物標本の保存液として使われているように防腐剤として利用されています。これを含んだ接着剤は、防腐性能があり、コスト的にもリーズナブルなことから普及し、住宅でも使われていました。しかし、このホルムアルデヒドが空気中に揮発したものを大量に吸引したりすると、皮膚や粘膜を刺激するといわれ、問題になっています。
徹底したセキュリティ対策で、
毎日の暮らしを見守ります。
カバンやポケットに入れたままオートドアを解錠できます。荷物が多く両手がふさがっている時などもたいへん便利です。また、宅配ボックスとも連動しているので、住戸の玄関キーと同じキーで荷物の受け取りが可能です。
綜合警備保障の<ALSOK>ガードセンターによる、24時間集中監視システムを採用しました。住戸内での火災や侵入異常などの緊急時には、ただちにセキュリティスタッフが出動します。状況に応じて各関係機関に通報し、迅速かつ的確に対応いたします。 ※防犯センサーは、1F住戸とルーフバルコニー住戸の窓(FIX・一部面格子を除く)に設置。
エントランスにはオートロックシステムを設置。操作盤には小型カメラが付いていて、各住戸のモニター画面で訪問者の姿を確認でき、録音機能も搭載。
来訪者を音声と映像で事前に確認し、不審者などの建物内への出入りを制限。受話器なしで応答できる便利なハンズフリータイプなので、手がふさがっていても、通話する事ができます。
エントランス(集合玄関機)でセンサーにかざすと非接触認証を行い解錠します。共用部のドアハンドルなど、接触部分を減らすことでウィルス対策にも配慮しました。
複製が困難でピッキング等の不正解錠を防ぐシリンダーを採用。キーはリバーシブルで使いやすいスティックタイプのディンプルキーです。
災害と防犯に対して万全の安心に配慮し、さまざまな設備を装着しました。外部からの侵入ともしもの時に備えています。
外部からの侵入を察知する防犯センサーを設置しました。(玄関扉・一部面格子付窓を除く)より安心に暮らすための確かな構えです。 ※防犯センサーは、1F住戸とルーフバルコニー住戸の窓(FIX・一部面格子付窓を除く)に設置。
敷地内の各所に防犯カメラを設置。居住者の安全を見守ります。
軽災害時に備えて防災用設備や
防災備蓄倉庫をご用意。
一般の人でも簡単に扱えるAEDを共用部に設置。マンション内における救急救命環境の整備にも配慮しています。
災害時に敷地内のマンホールのフタを外して、マンホール枠に簡易トイレ(洋式便座)を設置するだけですぐに利用できます。
敷地内には、地震などの災害の際に使用する水タンクやライト、防災用品などが収納された防災備蓄倉庫を設置しています。万が一の時の備えに配慮しています。 ※上記写真は備品の参考写真であり、実際とは異なります。